sora先生の漫画『墜落JKと廃人教師』の2024年3月5日発売の「花とゆめ 2024年7号」掲載の第115話についてネタバレありの感想記事です。
墜落JKと廃人教師 あらすじ
成績優秀だがネガティブ思考が強い女子高生・落合扇言(おちあいみこと)は、失恋を苦に学校の屋上から飛び降り自殺をしようとしていたところ、物理教師の灰葉仁(はいばじん)に邪魔をされてしまう。
授業を抜け出して屋上にやってきた灰葉仁は、「灰仁(廃人)」というあだ名で呼ばれるほど生徒から舐められており、まさに自殺をしようとしていた扇言からすらかわいそうに思われるほどだった。
「死ぬ前に俺と恋愛しない?」灰仁が言ったその言葉は、自殺を思いとどまらせるための噓なのか、それとも本気の告白だったのか——。灰仁の態度からは判断がつかずに、自殺を思いとどまった扇言は、灰仁のクズさにあきれ続けながらも、どこか惹かれていく。そして、灰仁は事あるごとに扇言を付け回すようになり…!?
「お前を付け回していいのは俺だけだよ、JK」
墜落JKと廃人教師 最終回まであと5話
今回の衝撃的な内容は、本編よりも墜落JKと廃人教師が最終回まであと5話という発表。
いや、まぁ女子高生終わっちゃたらからタイトル的にも内容とミスマッチなわけですが、私の楽しみが減ってしまう。
これでTVアニメ化してもきちんと最終回まで描けますね。雨宮天さんの声でTVアニメ化待ってます。
実写版も素晴らしいけれど、やっぱりアニメでみたい!
墜落JKと廃人教師 レビュー
落合扇言は共通試験前日に灰葉仁と関の関係を疑い跡をつけたが、勢い余って本当に高所から墜落してしまった。
そこから2ヶ月もの間意識がなかったが、記憶がとんだ状況。それでも今は亡き人たちの助言を受けつつ無事に記憶も戻る。
灰葉は廃人同然となりJKの妄想体をつくること68体目。
生身のJKと無事対面する。
・・・が、いつものコメディ展開。
シリアスなようで、笑いを提供してくれる、ツイハイの王道展開にクスりと笑いを提供してくれます。
卒業式と共通試験は逃すものの、卒業は無事できたことに疑念をもつJK。
2年生を2度やったような気がしますとか、漫画の構成上触れてはいけないところをチクリとついてくるJKとツッコミの灰葉の夫婦漫才が今日も絶好調です。
そしてちゃっかりと胸を触るラッキースケベ展開もこなしてくれます。
ぬかりありません(笑)
それでもこの美しいイラストと想い合っている二人の掛け合いにきちんと少女漫画の胸キュン展開を華麗にこなしてくるのがsora先生。
この空気感こそがツイハイの真骨頂。
これがあと5話で読めなくなるのは寂しい。
でも教師と生徒の関係が終わったということは、もう普通の年の差カップルとして結婚もできちゃいますね。
恋人で終わるか夫婦までいくのか?
最終話を想像するだけでも楽しいです。
商品概要
- ASIN : B0CVYCM6VD
- 出版社 : 白泉社
- 発売日 : 2024/3/5
墜落JKと廃人教師のコミック最新刊の第19巻はミニカラー画集付きの特装版が発売されます。
これは紙で買います。通常版は電子書籍で使い分けです。