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墜落JKと廃人教師 エピソード118 レビュー:最終回直前!鬱々しい姿からのプロポーズのジェットコースター展開

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sora先生の漫画『墜落JKと廃人教師』の2024年5月20日発売の「花とゆめ 2024年12号」掲載の第118話についてネタバレありの感想記事です。

墜落JKと廃人教師 あらすじ

成績優秀だがネガティブ思考が強い女子高生・落合扇言(おちあいみこと)は、失恋を苦に学校の屋上から飛び降り自殺をしようとしていたところ、物理教師の灰葉仁(はいばじん)に邪魔をされてしまう。
授業を抜け出して屋上にやってきた灰葉仁は、「灰仁(廃人)」というあだ名で呼ばれるほど生徒から舐められており、まさに自殺をしようとしていた扇言からすらかわいそうに思われるほどだった。
「死ぬ前に俺と恋愛しない?」灰仁が言ったその言葉は、自殺を思いとどまらせるための噓なのか、それとも本気の告白だったのか——。灰仁の態度からは判断がつかずに、自殺を思いとどまった扇言は、灰仁のクズさにあきれ続けながらも、どこか惹かれていく。そして、灰仁は事あるごとに扇言を付け回すようになり…!?
「お前を付け回していいのは俺だけだよ、JK」

墜落JKと廃人教師 最終回まであと1話

JKもとい扇言は亡き兄の墓参りに来ていた。

なぜ、この絶望に打ちひしがれてているの?
相思相愛の仲になって、ハッピーエンド直前でしょ?
常にネガティブキャンペーンなのが、ツイジェイの醍醐味。
それをみた灰仁がかけたセリフが「今日も今日とて鬱々しいね」と、気の利いたセリフではなく見たまんまを口にしてしまう。
この陰キャに共感できてしまう自分もいかがなものかとは思うけど、最終回直前にもかかわらず少女漫画の華やかさが微塵もないはじまり方というのも、この展開こそツイ廃だよねと思ってしまいます。

扇言は浪人人生の中で初めてアルバイトを経験。
ナンパを断ると暴言を吐かれてたことに仕事ができない自分を責めていたのだからこの人らしい落ち込みの理由。

この落ち込みをリカバリーさせる展開の持っていき方が本作らしい。

指輪を左手の薬指にはめてからのプロポーズ。

そして最初の一言が「ガチのプロポーズですね」

バラ色一色のような少女漫画の雰囲気に行かないのがこの二人らしさを感じます。

ノートに計画を書き綴っていたのを捨ててまで扇言を慰めるために究極の告白をする。

ダサいけどカッコいい。
この絶妙な塩梅が118話読み続けてこれた理由です。

教師と生徒の関係ではなくなった二人。
究極のゴールである墓まで一緒に行くことを確約する。

泣いても笑ってもあと1話。

テレビドラマ第2期が決定していますが、ここまでたどり着くのかな?

墜落JKと廃人教師ロスが恐い。
ハッピーエンドを見たいけど終わってほしくない。
それでも2024年6月5日発売の「花とゆめ 2024年13号」掲載の第119話で最終回を迎える。
119話と救急の119番とかけている?

商品概要

  • ASIN ‏ : ‎ B0D34C8WZY
  • 出版社 ‏ : ‎ 白泉社
  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/5/20
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