HiBy Digital (ハイビーデジタル) DAP デジタルオーディオプレイヤー『HiBy Digital M300』を28,601円で購入したので画像レビューします。
イヤホン・ヘッドホン専門店「eイヤホン」で初購入
今回はYahoo!ショッピング内のイヤホン・ヘッドホン専門店「eイヤホン Yahoo!ショッピング店」で購入。
イヤホン・ヘッドホン専門店で有名なので、中華メーカーのものだけどここなら購入の心配もないだろうということと、税込価格は30,101円ですが、そこから1500円割引クーポンがあったので28,601円で購入できました。3万円前後が相場のようなので、安く買えた感じです。さらにそこからPayPayポイントが4,129ポイントと商品券1,000円がついたので実質23,472円とかなりのお買い得感。プレーヤーが外れでも許容できる価格だったというのも購入の決め手になりました。
M300 開封レビュー
HIBYDIGITAL M300の開封レビューをしていきます。
段ボールに定番の紙グシャ緩衝材の中に製品の箱が入っています。
この紙が燃えるゴミで出せるのだけど、このままぐしゃぐしゃに丸めて捨てるとゴミ箱を圧迫するんでるよね。ということできちんと折りたたんでコンパクトな状態にして捨てています。
硬い厚紙の外箱は必要最小限のコンパクトサイズ。
それでいて安っぽさは微塵も感じさせません。
中華系ガジェットはこのタイプのパッケージが定番なのか多くみかけます。
裏面には型番「HiBy M300」と書かれています。
蓋を開けたら即本体。
画面に保護フィルムが貼られているだけのシンプルな装い。
同梱物は、本体、充電とデータ通信用のUSB A to USB Type-Cケーブル、クイックガイド、保証書(1年間)のみです。
本体は重量136g、縦113mm×横58mm×厚み13mmと軽量コンパクト。
これなら胸ポケットに入れても肩がこらなくてすみそうです。
試しに測ってみると138g。本体背面に貼られたシールそのままだし誤差の範囲でしょう。
本体カラーはシルバー、ブルー、ブラックの3色がラインナップされています。
私はその中からシルバーを選びました。
シルバーとうたっているものの、側面がシルバーなだけで、正面と背面はホワイトです。
スペック表にはアルミニウム筐体と書かれていましたが、シルバー部分はたしかにアルミニウムでしたが、一番目立つホワイト部分はプラスチック製となっておりチープに感じてしまいます。全面見えるところはアルミニウム削り出しみたいにならなかったのは残念。このプラスチックが2万円台という安価DAPらしさに落ち着いてしまい、ワンランク上にみせてほしかったです。
背面にはHIBYロゴが大きく描かれていますが、このロゴ個人的に好みです。
背面はプラスチックの上に乳白色がかかったパネルが貼られています。
このあたりは好みの分かれるところかと思います。
本体側面を見ていきます。
画像右側にはLEDインジケーターがあり、ステータスに応じて色が変化。赤が充電中、青が起動中です。
ボタンは右から順に電源ボタン、ボリュームボタン、再生/一時停止・曲送り、マルチファンクションボタンとなっています。
反対側にはストラップ用のピンとマイクロSDカードを入れる場所があります。
蓋を開けるととマイクロSDカードを入れることができます。
microSDカードは最大2TBまでのものが対応しています。
手頃さを考えれば256GBが3000円くらいで買えるのでそのあたりを購入して入れようと思います。
本体の底面には、スピーカー、USB Type-Cポート、3.5mmイヤホンジャックがあります。
USB Cは充電やパソコンとつなげてデータ転送する以外にも、USB DACへの出力も可能となっています。
本体上部の2つの穴はステレオマイクです。
電源をいれるとHIBYDIGITALのブランドロゴがアニメーションして表示されます。
起動した最初のホーム画面です。
アンドロイドのスマートフォンと同じAndroid OS 13が使われているので、スマホまんまです。
私は早速、Amazon MusicとPowerAmpをインストールしました。
本体ストレージは32GBとなっていますが、工場出荷時の段階でシステムを中心に9.6GB使用されていて、の頃は22GB程度。
音楽データを保存するためにもmicroSDカードは必須です。
デバイス情報です。
CPUにはSnapdragon655、DACにはCS43131が使われているのがわかります。
本体メモリが3GBなのは心もとない。
画面解像度は640×1280ピクセルですが、画面サイズを考えればこれくらいで充分。
バッテリー容量は2000mAhと少なそうですが公称値で再生時間最長29時間となっているので妥当なところなのでしょう。実際でも10時間は持ってくれれば御の字です。
本体ソフトの最新版がリリースされていたので、まずは本体ソフトの更新を行いました。
充電ケーブルを挿して充電をしたところ、9wの速度で充電されていました。
Amazon Musicの使用感
私の音楽を楽しむために一番利用しているアマゾンミュージックのアプリをインストールして起動したところ。
起動直後はアルバム・ジャケット画像が表示されるまでに少しラグがありますが、一度表示されると上下スクロールの動作はとてもスムーズ。
クチコミで比較対象とされるソニーウォークマンのNW-A306がこのあたりの動作がもっさりするとのクチコミだったので、あえてM300を選んだ理由が、アマゾンミュージックのアプリがキビキビ動くという前評判でしたので安心しました。
曲再生時のジャケット画像表示はもちろん、リアルタイムに歌詞が表示されるのでDAPに求める再生インターフェースとしては条件クリアといったところです。
WH-1000XM5で視聴
音楽を視聴する環境としては、ソニーのヘッドホン「WH-1000XM5」です。
音質に関してはシーラス・ロジック社製のDACチップを搭載しているので、音の解像度感は高く感じられます。
3.5mmイヤホンジャックに有線でつなげるとナチュラルな透明感ある音で聴くことができます。ただし女性ボーカルの高音域が変に強調されるような異音に近い音に変化しているようなところを数回確認したのだけど、高音域すべてが違和感のある音に感じるわけではないので、この違和感はなんだろうと感じる。
一方でBluetoothによる無線接続で聴くと、解像度は下がるものの低音が強くなり音に重厚感を感じることができます。そして前記のような高音域の変なクセの現象もなかった。Bluetooth接続メインなので良かったといえばよかったのですが。
全体としてはアニソンやJ-POPをメインで聴く私好みのサウンドで聴くことができました。
愛用スマートフォンのApple iPhone 15 Pro Maxで聴くよりも音の明瞭感は上がっていると思いますが、音楽再生専用機のDAPという先入観もあるのかもしれません。
スピーカーはいらなかった
問題点をあげるとしたら、スピーカー機能はない方がよかった。
イヤホンを接続していない時に間違って再生ボタンを押したりしようものなら他の人に音が丸聞こえとなってしまう。
満員電車の中でスピーカーから音が出てしまったら赤面ものなので個人的にはスピーカーレスにして、さらに本体重量が軽量化された方がメリットだったと思います。
スピーカーもiPhoneのような音楽を聴く音質には達していないので、ラジオ品質のものだから普段使うこともなさそう。ラジオ機能がついているので、災害時に多人数で聴くことができるからと一瞬思ったものの、有線イヤホンの線をアンテナ線として作動するのでスピーカー意味ないと思うと、ますます私個人としては利用機会がないかな。
M300 特長
- Android13ベースのカスタムOS
スムーズな操作を実現するためにAndroid13をベースに1からカスタマイズ。様々なソフトウェア開発を行ってきたHiByが手がけるカスタムOS。 - 快適な動作を実現するSnapdragon 665
クラス最高レベルの11nmプロセスで製造され、より高い性能と効率を実現。HiByが長年培ってきたソフトウェアとハードウェア開発の経験と相まって、メインストリームのアプリを複数起動していても、動作が重くなったりしません。例えばM300でプレイするゲームは家庭用ゲーム機のような快適さで軽快に動作します。 - 4インチマルチメディアスクリーン
1280×640のIPSスクリーンを採用。ミュージックビデオ、映画、SNS動画などを滑らかに再生する高度なIPSディスプレイ技術を採用。178度の視野角を実現し、どの方向からでも臨場感あふれる映像を楽しめます。 - 3+32GBメモリ + ストレージスタンダード
シームレスなマルチタスクのための大容量メモリを搭載。大容量の内蔵ストレージは、ローカルの音楽/アプリケーションやコンテンツのライブラリに対応。 - アルミニウム筐体とガラス製パネル
CNC削りだしの頑丈なアルミニウム筐体は、ガラスパネルとシームレスに融合。堅牢でタフな筐体を実現。 - ポータブルオーディオ界をけん引するHiBy Musicが作るオーディオセクション
ハイエンドからエントリーまでハイクオリティな製品を生み出し続けるHiBy Musicがオーディオセクションを設計。機能面だけでなくサウンド面も高品質です。 - HiFiクラスDAC CS43131を搭載
シーラス・ロジック社のマスターHiFi DACチップであるCS43131は、DSD256をネイティブにデコードし、高いバッテリー電力効率でクラス最高のオーディオ忠実度を実現するハイレゾ・ヘッドホンアンプを内蔵しています。 - 様々な機器と接続できる3.5mm出力
様々なイヤホンに対応するスタンダード規格。
最大電圧振幅︓1.81Vrms
最大出力︓103mW
定格電圧振幅︓1.4Vrms
最適音量での歪率︓0.001%
ダイナミックレンジ︓119dB
ノイズフロア︓1μV
SNR︓120dB
周波数特性︓20-80kHz - ハイレゾ&ハイレゾワイヤレス認証
日本オーディオ協会が主管する2つのハイレゾ認証を取得。ハイレゾサウンドを保証します。 - DSD256をサポート
DSDは高解像度のオーディオフォーマットで、CDよりも高いビットレートと飛躍的に高いサンプリングレートで音楽をサンプリングすることで、より速いトランジェント・レスポンスと高い精度を実現し、よりリアルで繊細で自然なサウンドを実現します。 - ショートカットを割り当てられるファンクションボタン
筐体サイドにファンクションボタンを搭載。ワンタッチ録音やボタンロック、スピーカーミュートなど割り当てることができます。(※OTAファームウェアアップデート経由) - 29時間+の稼働時間
2000mAhの大容量バッテリーを搭載。稼働時間は約29時間、スタンバイ時間は15日間を実現。頻繁に充電する煩わしさはありません。 - ラウドスピーカー
スピーカー機能を搭載。友達と音楽を共有したり、様々なシーンでお使いいただけます。 - デュアルマイク
高音質マイクをデュアルで内蔵。ブロードキャスト品質で360度全方向の音をピックアップします。ボイスレコーダー機能も搭載。Fnボタンからワンタッチで録音可能。ボイスメモやインタビューなどにもお使いいただけます。 - 2.4G&5GのデュアルバンドWi-Fi
2.4GHzと5GHz、両方のWi-Fiをサポート。高速で遅延の少ないネットワーク環境を実現。 - Bluetooth 5.0
高い安定性と広い通信範囲を実現するBluetooth 5.0を採用。メインストリームのTWSやワイヤレススピーカーのほとんどをサポートします。LDAC、AAC、SBCをサポート。ファームウェアのアップデートでaptXを追加予定。有線イヤホンでもワイヤレスイヤホンでもハイレゾオーディオを楽しむことができます。 - Micro SDスロット
2TBまでのMicro SDカードをサポート - HiBy Link
HiBy Linkは、あらゆるスマートホンやタブレットから、M300の機能をリモートコントロールすることができます。アプリの起動や操作、ブラウジングなど、あらゆる機能をリモートで操作できます。
機能仕様
型式 | M300 |
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メーカー | HiBy Digital (ハイビーデジタル) |
OS | Android 12(13へアップデート可能) |
Soc | Qualcomm Snapdragon 665 |
DAC | CS43131 |
オーディオフォーマット | DSD256、 PCM768kHz/32bit |
出力端子 | 3.5mm PO / USB out |
WiFi | 2.4GHz,5GHz |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
Bluetooth 接続方式 | LDAC / AAC / SBC ※アップデートでaptXに対応予定 |
WiFi audio | HiByLink |
ディスプレイ | 4.0インチ 1280×640 IPS液晶画面 タッチパネル |
RAM | 3GB |
内部ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | microSD 最大2TB |
筐体素材 | アルミニウム筐体、ガラス製フロント、バックプレート |
本体サイズ | 113×58×13mm |
本体重量 | 136g |
電源入力 | 5V/1.5A |
バッテリー容量 | 2000mAh/3.8V |
再生時間 | 最大約29時間 |
付属品 | USB A to USB Type-C 充電用ケーブル クイックガイド 保証書(1年間) |