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小学生がママでもいいですか? 24話 最終回ネタバレ感想レビュー

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ぢたま某氏の漫画『小学生がママでもいいですか?』第24話のネタバレ多少ありの感想レビューです。

最終回で本来の形に戻る

『小学生がママでもいいですか?』最終回を結論からいうと、本来あるべき姿に戻って終わり。
亡き母が小学生の女の子となって息子の前に現れたところから始まった物語。
小学生の女の子の体に母の意識があったとしても、その女の子にも人生がある。
そういった意味では亡くなった母がいつまでもその子の意識に取り憑いていていいわけがない。
そんな転生した母の意識を持った小学生との関係は長くは続かなかった。
亡くなった母を二度も失うことになる息子の心中は穏やかじゃなかっただろう。
でも母だった意識を持ったまま子供から大人になっていいわけがない。
息子の膝枕の上で母は二度目のお別れをする。


中学生になった少女とすれ違う息子の岳大(たけひろ)は、その姿を母としてではなく、中学生の木々那(ここな)に対して心の中で、中学入学おめでとうとつぶやく。
他人となった二人が再び関係をもつことはもうないのだろう。
こうして、シリアスに幕を閉じた。

自己満足度は「3.5」です。
『kiss×sis』の作者とは思えないほど、しんみりとくる漫画。
ロリ漫画と思いきや、真面目に母と子の家族愛に徹した真面目な物語だった。
正しい現実に戻った関係。息子に膝枕をしてもらいながら「ありがとう」というシーンには思わず涙腺が滲んでしまった。最後はちょっと駆け足だったかな?という気がして、もう少し余韻に浸れたら良かったかな?
なんにしてもコミック4巻で完結と、手軽に読める親子愛の物語。
おすすめです。

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