赤坂アカ氏の漫画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の188話についてネタバレありの感想記事です。
- 作品名:かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~
- 作者:赤坂アカ
- 紹介話数:第188話「四宮かぐやの無理難題「燕の子安貝」編⑥
- 掲載誌:週刊ヤングジャンプ 2020年38号
- 公開日:2020年8月20日
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~の2020年8月20日に週刊ヤングジャンプ No.38に掲載された第188話の最新話ネタバレ感想レビューをお届けします。
かぐや様は告らせたい前回187話振り返り
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~の前回187話は白金会長の引っ越し話がメインでした。
今回の188話との繋がりは薄い内容でした。
かぐや様は告らせたい188話ネタバレ感想
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~第188話の主役は生徒会・会計の石上優。
その石上の片思いの相手、2学年年上の子安つばめ。
3年生は3学期後半になると卒業目前となり自由登校中。
188話では最初だけの登場ですが、今後石上をめぐり、つばめ先輩をとるか、犬猿の仲である同級生の伊井野ミコをとるかの三角関係に直近は注目です。
さて在校生の1年生と2年生はというと、1年の総決算である学年末テストの真っ只中。
石上は憧れのつばめ先輩と並び立つ為、そして四宮かぐやとの約束を守る為、この3学期末試験で50位以内に入らなければならない試練に直面していた。
死にものぐるいで勉強をしていると思いきや、ゲーム中毒の彼にはゲーム自粛という言葉は無理だったようで、勉強そっちのけでゲームざんまい。そして自分の弱さに嫌気が差すネガティブ思考。
正直に四宮かぐやに現状を伝えると、自分の弱さを自覚できた事は大きいと誉める。
そして、自分の適性に合った戦い方をするだけだと、勉強ができるよう協力をしてくれた。
電子式の錠前で5時間開かない部屋の閉じ込める。
物理的に勉強以外何も出来ない、意思の弱さを、環境でカバーする手段を試す。
「ドラマティックな展開になれば人は変われるなんて、そんな根性論を私は一切認めていないわ」と言い放つかぐや。漫画だけど現実的な思考に同感です。そんなにやすやすと変わらないよ。
ともあれ、いともあっさりとゲームやりたさに白旗あげるクズ野郎でした。
この根性なしにピュアで真面目な伊井野ミコは合わない気がするけど、ミコちゃんはクズを承知で石上にぞっこんなんだよね。残念だけど。
かぐやは次の手を考えていた。意思の弱さは想定内だったのでしょう。
生徒会の中でだけはゲームして良いとする。
ただし言語設定は「英語」だけという鬼畜設定。
日本のアニメ好きな外国人がそのためだけに日本語を勉強するという話もよく聞くので、中毒になるほど好きなものであれば言語の壁は越えられるかもしれません。
「頭は疲れるけどゲームが楽しいから止められない」
これには伊井野ミコも「これ叱った方がいいの?それとも勉強になるから誉めた方がいいの?」と困惑気味。
へっぽこな石上だけど、生徒会の団結力は固い。
皆で石上の勉強をフォローしていく。
会長は仕事を石上に回さないよう慣れないパソコン作業を自身で行う。
伊井野ミコは勉強を丁寧に教える。
早坂愛はスマホをいじってしまうのなら、アップルウォッチだけを持つように環境改善をアドバイス。
藤原書記は余ったチョコを「チョコ飽きたからちょっと貰って」と頭の栄養になる糖分補給を支給。ただし、本当に余っただけの気もするけど。
そんな周囲の声援に応えるべく、根性なし返上で勉強に勤しむ石上。
結果は学年順位36位と見事に目標である50位以上をクリア。
石上の努力を見守り続けていたかぐやの目からは薄っすらと喜びの涙が。
結果を自信に変えて、189話では石上から子安つばめへ告白にいくのだろうか?伊井野ミコとの三角関係の進展に期待。
一方で中休みで白金会長の引っ越しエピソードにいくのだろうか?